![マルチプロセスとマルチスレッドの違い](https://celebpanda.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/AdobeStock_419893950-1-scaled.jpeg)
土曜の丑の日を、土曜の牛の日と思っていたセレブパンダだお。
自動売買を作成するのに、知っておかないといけない知識です。
自動売買を作ってみるとわかりますが、MT4でのシグナルって、ほぼ同じタイミングで発生します。
例えば、GBPAUDとEURAUDのロジックを開発した際に、自動売買でエントリーさせたいと思います。
その際、同じタイミングでシグナルがなるんです。
どうせなら、この2つをとても短い時間に処理したいではないですか!
今日は、それを実現する技術について、調べたことがあったのでメモとして残します。
こんな方におすすめ
- マルチプロセスとマルチスレッドの違いが判らない人。
MT4からシグナルを受けて、自動売買側のツールがそのまま、ブラウザを操作してエントリーする仕組みでは、同時にシグナルが発生した際に、後のシグナルがエントリーできない現象が発生します。
シグナルだけ受け付けて、順次、エントリーするという仕組みを構築する方法がマルチプロセスとマルチスレッドです。
マルチプロセスは、もう1つエントリーツールを起動するようなイメージです。
マルチスレッドは、エントリーツールはそのままです。
何の違いがあるかを表でまとめました。
マルチプロセス | マルチスレッド | |
---|---|---|
プロセス | 複数 | 1つ |
スレッド | 複数 | 複数 |
処理の起動 | プロセスとスレッドを生成 オーバーヘッド大 | スレッドだけを生成(またはスレッドスプールから再利用) オーバーヘッド小 |
処理の通信 | オーバーヘッド大 手段は制限される | オーバーヘッド小 |
結論は、処理速度をあげるならマルチスレッドを使った方がよいということでした。
では、まただお。