QuantAnalyzerの見方(Analyze-Equity chart)

QuantAnalyzerは優秀なツールです。英語なのでアレルギーの人もいるはず。

備忘録として、英語表記の意味をまとめるだお。

こんな方におすすめ

QuantAnalyzerが英語表記でわかりにくい方。

今回は、AnalyzerタブのEquity chart(収益グラフ)の箇所です。

Equity chart(収益グラフ)

トレードの収益をグラフ化するだけでなく、停滞期やドローダウン箇所、VIX指数との関連性などを見える化して表示できる優れものです。

操作ボタンを説明します。

基本ボタン

左から

No項目説明
1Data
(データ)
トレード通貨ペアを選択します。
ポートフォリオで複数通貨で作成した場合、個別に状況がみえます。
MT4でバックテストしただけのファイルでは1通貨しか選べません
2Direction
(方向)
L+S・・Long、Short両方の収益グラフが表示されます。
L・・・Longのみの収益グラフが表示されます。
S・・・Shortのみの収益グラフが表示されます。

軸変更

No項目説明
1X Axistrades・・・横軸をトレード回数で表示します。
time・・・・横軸を経過時間で表示します。

trades
time

ドローダウン表示

No項目説明
1$ドローダウン金額表示
2%ドローダウン%表示
3pipsドローダウンpips表示

$表示

%表示

pips表示
ポイント

マーチンゲールやナンピン系EAの損益は右肩あがりに増えていますが、最大DDが極端に大きくなる傾向があります。

その波を拾うと酷いことになりますので、そこを可視化できるのはよいですね!!

Volume表示

OnにするとVolumeが表示されます。offとautoの違いが全くわかりません。
あと、全て同じ値になっているようなので、使い方がわかりません。

Volume表示

停滞期マーカー

損益を更新せず停滞している期間を見えるかします。

No項目説明
1停滞期マーカーを表示しない。
2all停滞期マーカーを表示する。
3is停滞期マーカーを表示する。allとの違いは不明。
4?不明です。

停滞期の例

上図のように赤色で停滞期が表現されます。

年マーカ&損益ライン

No項目説明
1年マーカ年の区切りに縦ラインをひきます。グラフがわかりやすくなります。
2損益ラインEA稼働当初から最終の金額をラインを引きます。
このラインからの乖離がないほど、安定したEAという見方もできます。

トレードピーク表示

最高益を更新した箇所に緑色のマークがつきます。

No項目説明
1noneマークを非表示にします。
2Show Trade Peaks最高益を更新した箇所に緑マークがつきます。
3Show Trade Points不明です。

チャート表示&Vix、Volumeデータ表示

また、X軸をtimeにすれば、損益グラフに対象通貨のチャートを表示することができます。
またVix指数とATRをグラフに表示することができます。

Show backgroud chartで損益グラフに表示したいチャートを選択します。

Show volatilityでVIX指数を表示か、ATR(14)のデータを表示できます。

VIX指数

ATR(14)

ポイント

VIX指数が大きい時に、損益がどうなっているかのように多面的に判断できるかも。

ATRだけ表示なのはなぞですが、ボラティリティとあるので、ATRにしたのかなと。

Max open loss(MAE)とMax open Profit(MFE)の表示

最大含み損(MAE)と最大含み益(MFE)を表示します。

通常のバックテストでは、この情報を含みません。StrategyQuantのローダーか、特別なローダーでないと表示されないそうです。

StrategyQuant社の画像を引用

赤色の縦線のようなものが含み益です。

StrategyQuant社の画像を引用

いかがでしたか?

英語なので、拒否反応があるかもですが、有益な情報を提示してくれる優れものです。

では、まただお。

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