QuantAnalyzerの見方(What if analysis)

QuantAnalyzerは優秀なツールです。英語なのでアレルギーの人もいるはず。

備忘録として、英語表記の意味をまとめるだお。

こんな方におすすめ

QuantAnalyzerが英語表記でわかりにく方。

今回は、What if analysisタブの説明です。

What if analysisとは

表示しているEAのバックテスト結果をトレード期間やLongのみ、最大利益の5%のトレードを除外するなど、バックテストを再度取得せずに確認できてしまう優れもの機能です。

例)例えば、以下のようなことができます。

1日1回しかトレードしなかった場合の成績なども確認することができます。

火曜日が弱いので、火曜日だけ除外しての成績をみる。

使い方

1.分析したいEAをSimple strategiesから選んでください。

Net profitの値をクリックすると、選択できます。

2.分析した項目を選択します。下図の赤い枠になります。

例えば、月曜をはずした成績を取得したいとなると、Mondayを外します。

3.そして、「Create What if alternative」というボタンを押します。

すると、Simple strategiesにWhatif_EA名というファイルが作成されます。

今回は、EURUSD_SAMPLEというEAだったので、whatif_EURUSD_SAMPLEという名前が作成されました。

既に同じ名前がある場合、whatif_EURUSD_SAMPLE(1)という形で作成されます。

以上が使い方です。

続いて、分析できる項目について説明します。

曜日フィルター

指定した曜日を除外する、または曜日のみ含めるなどができます。

時間フィルター

月フィルター

1月だけ弱いから、1月だけ外したいなどの指定ができます。

その他の設定

以下の項目にチェックをすると、指定した条件でバックテスト結果が作成されます。

赤い枠は、選択した項目の詳細条件を設定できる場合、入力可能となります。

No項目説明
1By direction only longlong/shortのみの分析結果が作成できます。
AnalyzeタブでもLongのみ、Shortのみと選択できます。
それほど使う機会がないと思います。
2Take trades from dd.mm.yyyy to dd.mm.yyyy指定した期間のみで分析結果が作成できます。
3Exlude X trades with biggest Y profitトレードの最大値(Y)から指定したXを除外した分析結果が作成できます。
Yは金額、割合、Pipsを選べます。
最大トレード利益の5%を除外したい場合は、
X・・・5
Y・・・%を指定します。
4Exlude X trades with biggest Y profitトレードの最小値(Y)から指定したXを除外した分析結果が作成できます。
Yは金額、割合、Pipsを選べます。
最小トレード利益の5%を除外したい場合は、
X・・・5
Y・・・%を指定します。
5Exclues overlapping trades重複する取引を除外した分析結果を作成できます。
重複はclose time と open timeが重なるものです。
6Remove balance transactions不明です。わかり次第更新します。
7Remove pending transactions取引途中のトレードを除外するという意味ですが、詳細は不明です。わかり次第更新します。
8Remove zero tradesProfit/Lossが0のトレードを除外します。
ブレークイーブンのトレードも除外されるはずです。
9Take every second trade奇数番目の注文のみを残して分析結果を作成します。
正直、使う意味がないと思っています。
10Take maximum X trades per day日のトレード回数を制限して分析結果を作成します。
例えば Xに1を設定すると、1日1回のみのトレードとなります。
1回にしぼると成績がよいという傾向があるようでs。
11Use X initial balance初期金額を変更できます。
12Use x fixed lotsエントリーのロットを固定で変更できます。
複利のEAの場合、単利にしたらどうかなどの使い方ができます。

イメージ付き説明

Exclues overlapping trades

以下のようなエントリー位置を除外できます。

Remove zero trades

以下のようなトレードを除外できます。

Take every second trade

元の取引

適用後の取引

設定項目の詳細イメージ

いかがでしたか?
わざわざバックテストを取得しなくても簡単に作成できるので、是非お使いください。

では、まただお。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事