オブジェクトプロパティ

ObjectGet()関数とObjectSet()関数でオブジェクトプロパティを設定します。
引数のプロパティインデックスに以下表のIDを設定して使用します。

ID詳細
OBJPROP_TIME10datetime第1の時間
OBJPROP_PRICE11double第1の価格
OBJPROP_TIME22datetime第2の時間
OBJPROP_PRICE23double第2の価格
OBJPROP_TIME34datetime第3の時間
OBJPROP_PRICE35double第3の価格
OBJPROP_COLOR6colorオブジェクトの色の値
OBJPROP_STYLE7intオブジェクトの線のスタイル。 線のスタイルは
STYLE_SOLID, STYLE_DASH, STYLE_DOT, STYLE_DASHDOT, STYLE_DASHDOTDOT
で設定
OBJPROP_WIDTH8int線の幅(1~5)
OBJPROP_BACK9boolオブジェクトを背景表示
OBJPROP_RAY10bool線の延長設定
OBJPROP_ELLIPSE11boolフィボナッチアーク用楕円フラグ
OBJPROP_SCALE12doubleスケール値
OBJPROP_ANGLE13double角度
OBJPROP_ARROWCODE14intアローコード
OBJPROP_TIMEFRAMES15int時間軸毎の可視設定をビット単位で設定
OBJPROP_DEVIATION16double標準偏差
OBJPROP_FONTSIZE100intテキストフォントサイズ
OBJPROP_CORNER101intラベルオブジェクトのアンカーコーナープロパティ
ENUM_BASE_CORNER102intアンカーのX軸距離(pixel単位)
OBJPROP_YDISTANCE103intアンカーのY軸距離(pixel単位)
OBJPROP_FIBOLEVELS200intフィボナッチ用レベル数(0~32)
OBJPROP_LEVELCOLOR201colorオブジェクトレベルの線の色
OBJPROP_LEVELSTYLE202intオブジェクトレベルの線のスタイル 線のスタイルは
STYLE_SOLID, STYLE_DASH, STYLE_DOT, STYLE_DASHDOT, STYLE_DASHDOTDOT
で設定
OBJPROP_LEVELWIDTH2-3intオブジェクトレベルの線の幅(1~5)
OBJPROP_FIRSTLEVEL+n210+nintフィボナッチオブジェクトレベル。nの範囲(0~31)

価格チャート全てのグラフィカルオブジェクトは、特定のプロパティセットを持っています。
オブジェクトのプロパティの値は、対応する関数によって設定/取得出来ます。

各オブジェクトには独自のプロパティセットがあり、
ENUM_OBJECT_PROPERTY列挙で指定出来ます。

一部のプロパティ(フィボナッチレベル番号等)は明確な設定が必要です。
このような場合は、ObjectSet・・・()関数やObjectGet・・・()関数を使ってパラメータを設定する必要があります。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_INTEGER列挙の値は、ObjectSetInteger()関数とObjectGetInteger()関数で使用します。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_INTEGER

ID詳細
OBJPROP_COLORdatetime
OBJPROP_STYLEENUM_LINE_STYLE線スタイル
OBJPROP_WIDTHintオブジェクトの背景表示
OBJPROP_ZORDERlongチャートクリックイベント(CHARTEVENT_CLICK)用のオブジェクト優先順位。
オブジェクト作成時はデフォルトでゼロが設定されている。
必要に応じて優先順位を変更する事が出来ます。
OBJPROP_FILLboolオブジェクトの塗りつぶし
(OBJ_RECTANGLE, OBJ_TRIANGLE, OBJ_ELLIPSE, OBJ_CHANNEL, OBJ_STDDEVCHANNEL, OBJ_REGRESSION用)
OBJPROP_HIDDENboolターミナルメニューの「チャート」⇒「ライン等の設定」⇒「表示中のライン等」で
表示されるオブジェクトリストに、オブジェクトの名前を表示させないようにする。
trueでリストからオブジェクトを非表示にします。
デフォルトではtrue設定です。
非表示設定のオブジェクトをリストに表示させるには、
オブジェクトリストの"すべて"ボタンをクリックします。
OBJPROP_SELECTEDboolオブジェクト選択
OBJPROP_READONLYboolOBJ_EDITのテキスト編集可否
OBJPROP_TYPEENUM_OBJECT
(read only)
オブジェクトタイプ
OBJPROP_TIMEdatetime時間座標
OBJPROP_SELECTABLEboolオブジェクト可用性
OBJPROP_CREATETIMEdatetimeオブジェクト作成時間
OBJPROP_LEVELSintレベルの番号
OBJPROP_LEVELCOLORcolor角度
OBJPROP_LEVELSTYLEENUM_LINE_STYLEラインレベルのスタイル
OBJPROP_LEVELWIDTHintラインレベルの幅
OBJPROP_ALIGNENUM_ALIGN_MODEOBJ_EDITのテキストアライメント
OBJPROP_FONTSIZEintフォントサイズ
OBJPROP_RAY_RIGHTbool線の延長(右)
OBJPROP_ELLIPSEboolフィボナッチアークの楕円を完全表示
OBJPROP_ARROWCODEcharアローコード
OBJPROP_TIMEFRAMESオブジェクトの可視性参照時間軸での可視性
OBJPROP_ANCHORENUM_ARROW_ANCHOR
ENUM_ANCHOR_POINT
アンカーポイントの位置
(ENUM_ARROW_ANCHORは、OBJ_ARROW用。
ENUM_ANCHOR_POINTは、OBJ_LABEL, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_TEXT用)
OBJPROP_XDISTANCEintバインディングコーナーからのX軸方向の距離(pixel単位)
OBJPROP_YDISTANCEintバインディングコーナーからのY軸方向の距離(pixel単位)
OBJPROP_DRAWLINESboolエリオット波動用の線表示
OBJPROP_STATEboolボタンの押下状態
OBJPROP_XSIZEintオブジェクトの幅(x軸方向:ピクセル単位)
OBJ_LABEL(read only), OBJ_BUTTON,
OBJ_BITMAP, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_EDIT, OBJ_RECTANGLE_LABEL用。
OBJPROP_YSIZEintオブジェクトの高さ(y軸方向:ピクセル単位)
OBJ_LABEL(read only), OBJ_BUTTON,
OBJ_BITMAP, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_EDIT, OBJ_RECTANGLE_LABEL用。
OBJPROP_XOFFSETint「ビットマップラベル」(OBJ_BITMAP_LABEL)と「ビットマップ」(OBJ_BITMAP)オブジェクトのX軸座標。
値はビットマップの左上隅を基準にpixel単位で設定する。
OBJPROP_YOFFSETint「ビットマップラベル」(OBJ_BITMAP_LABEL)と「ビットマップ」(OBJ_BITMAP)オブジェクトのY軸座標。
値はビットマップの左上隅を基準にpixel単位で設定する。
OBJPROP_BGCOLORcolor背景色
(OBJ_EDIT, OBJ_BUTTON, OBJ_RECTANGLE_LABEL用)
OBJPROP_CORNERENUM_BASE_CORNERオブジェクトをチャートコーナーにリンクさせる
OBJPROP_BORDER_TYPEENUM_BORDER_TYPEグラフィカルオブジェクトの枠線タイプ。
"長方形ラベル"用
OBJPROP_BORDER_COLORcolor枠線の色
(OBJ_EDIT , OBJ_BUTTON用)

OBJ_BITMAP_LABELとOBJ_BITMAPのオブジェクトの場合、ビットマップ画像は特殊なモードで表示されます。
このモードでは、元の画像の一部(長方形の表示領域)のみが表示されます。
この領域のサイズは、OBJPROP_XSIZE と OBJPROP_YSIZEプロパティで設定出来ます。
可視領域はOBJPROP_XOFFSET と OBJPROP_YOFFSETプロパティを使用して、領域内で元の画像を移動する事が出来ます。

固定サイズのオブジェクトの場合(OBJ_BUTTON, OBJ_RECTANGLE_LABEL, OBJ_EDIT),
OBJPROP_XDISTANCEとOBJPROP_YDISTANCEプロパティで位置を設定します。
チャートコーナー(OBJPROP_CORNER)を基準にした位置からのx,y座標をpixel単位で設定します。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE列挙の値は、ObjectSetDouble()関数とObjectGetDouble()関数で使用します。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE

ID詳細
OBJPROP_PRICEdatetime価格座標
OBJPROP_LEVELVALUEdoubleレベル値
OBJPROP_SCALEdatetimeスケール(ギャン・フィボナッチアークのプロパティ)
OBJPROP_ANGLEdouble角度
(プログラムで作成したオブジェクトで角度が指定されていない場合はEMPTY_VALUE)
OBJPROP_DEVIATIONdatetime標準偏差チャネル用の偏差

ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRING列挙の値は、ObjectSetString()関数とObjectGetString()関数で使用します。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRING

ID詳細
OBJPROP_NAMEstringオブジェクト名
OBJPROP_TEXTstringオブジェクトの説明
OBJPROP_TOOLTIPstringツールチップのテキスト。
プロパティが設定されていない場合は、
ターミナルによって自動生成されたツールチップが表示される。
ツールチップは改行コード("\n")の値を設定する事で無効に出来ます。
OBJPROP_FONTstringフォント
OBJPROP_BMPFILEstringビットマップレベル用のbmpファイル名
リソース参照。

OBJ_RECTANGLE_LABELオブジェクトは3種類のモードが設定でき、ENUM_BORDER_TYPEの値を使用します。

ENUM_BORDER_TYPE

ID詳細
BORDER_FLAT平らなフォーム
BORDER_RAISED目立つフォーム
BORDER_SUNKEN凹状フォーム

OBJ_EDITオブジェクトと ChartScreenShot()関数の場合、
ENUM_ALIGN_MODE列挙の値を使用して、水平方向のアライメントタイプを指定する事が出来ます。

ENUM_ALIGN_MODE

ID詳細
ALIGN_LEFT左整列
ALIGN_CENTER中央整列(OBJ_EDITのみ)
ALIGN_RIGHT右整列

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