![オブジェクトプロパティ](https://celebpanda.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/セレブパンダブログ用.jpg)
ObjectGet()関数とObjectSet()関数でオブジェクトプロパティを設定します。
引数のプロパティインデックスに以下表のIDを設定して使用します。
ID | 値 | 型 | 詳細 |
---|---|---|---|
OBJPROP_TIME1 | 0 | datetime | 第1の時間 |
OBJPROP_PRICE1 | 1 | double | 第1の価格 |
OBJPROP_TIME2 | 2 | datetime | 第2の時間 |
OBJPROP_PRICE2 | 3 | double | 第2の価格 |
OBJPROP_TIME3 | 4 | datetime | 第3の時間 |
OBJPROP_PRICE3 | 5 | double | 第3の価格 |
OBJPROP_COLOR | 6 | color | オブジェクトの色の値 |
OBJPROP_STYLE | 7 | int | オブジェクトの線のスタイル。 線のスタイルは STYLE_SOLID, STYLE_DASH, STYLE_DOT, STYLE_DASHDOT, STYLE_DASHDOTDOT で設定 |
OBJPROP_WIDTH | 8 | int | 線の幅(1~5) |
OBJPROP_BACK | 9 | bool | オブジェクトを背景表示 |
OBJPROP_RAY | 10 | bool | 線の延長設定 |
OBJPROP_ELLIPSE | 11 | bool | フィボナッチアーク用楕円フラグ |
OBJPROP_SCALE | 12 | double | スケール値 |
OBJPROP_ANGLE | 13 | double | 角度 |
OBJPROP_ARROWCODE | 14 | int | アローコード |
OBJPROP_TIMEFRAMES | 15 | int | 時間軸毎の可視設定をビット単位で設定 |
OBJPROP_DEVIATION | 16 | double | 標準偏差 |
OBJPROP_FONTSIZE | 100 | int | テキストフォントサイズ |
OBJPROP_CORNER | 101 | int | ラベルオブジェクトのアンカーコーナープロパティ |
ENUM_BASE_CORNER | 102 | int | アンカーのX軸距離(pixel単位) |
OBJPROP_YDISTANCE | 103 | int | アンカーのY軸距離(pixel単位) |
OBJPROP_FIBOLEVELS | 200 | int | フィボナッチ用レベル数(0~32) |
OBJPROP_LEVELCOLOR | 201 | color | オブジェクトレベルの線の色 |
OBJPROP_LEVELSTYLE | 202 | int | オブジェクトレベルの線のスタイル 線のスタイルは STYLE_SOLID, STYLE_DASH, STYLE_DOT, STYLE_DASHDOT, STYLE_DASHDOTDOT で設定 |
OBJPROP_LEVELWIDTH | 2-3 | int | オブジェクトレベルの線の幅(1~5) |
OBJPROP_FIRSTLEVEL+n | 210+n | int | フィボナッチオブジェクトレベル。nの範囲(0~31) |
価格チャート全てのグラフィカルオブジェクトは、特定のプロパティセットを持っています。
オブジェクトのプロパティの値は、対応する関数によって設定/取得出来ます。
各オブジェクトには独自のプロパティセットがあり、
ENUM_OBJECT_PROPERTY列挙で指定出来ます。
一部のプロパティ(フィボナッチレベル番号等)は明確な設定が必要です。
このような場合は、ObjectSet・・・()関数やObjectGet・・・()関数を使ってパラメータを設定する必要があります。
ENUM_OBJECT_PROPERTY_INTEGER列挙の値は、ObjectSetInteger()関数とObjectGetInteger()関数で使用します。
この記事の目次
ENUM_OBJECT_PROPERTY_INTEGER
ID | 型 | 詳細 |
---|---|---|
OBJPROP_COLOR | datetime | 色 |
OBJPROP_STYLE | ENUM_LINE_STYLE | 線スタイル |
OBJPROP_WIDTH | int | オブジェクトの背景表示 |
OBJPROP_ZORDER | long | チャートクリックイベント(CHARTEVENT_CLICK)用のオブジェクト優先順位。 オブジェクト作成時はデフォルトでゼロが設定されている。 必要に応じて優先順位を変更する事が出来ます。 |
OBJPROP_FILL | bool | オブジェクトの塗りつぶし (OBJ_RECTANGLE, OBJ_TRIANGLE, OBJ_ELLIPSE, OBJ_CHANNEL, OBJ_STDDEVCHANNEL, OBJ_REGRESSION用) |
OBJPROP_HIDDEN | bool | ターミナルメニューの「チャート」⇒「ライン等の設定」⇒「表示中のライン等」で 表示されるオブジェクトリストに、オブジェクトの名前を表示させないようにする。 trueでリストからオブジェクトを非表示にします。 デフォルトではtrue設定です。 非表示設定のオブジェクトをリストに表示させるには、 オブジェクトリストの"すべて"ボタンをクリックします。 |
OBJPROP_SELECTED | bool | オブジェクト選択 |
OBJPROP_READONLY | bool | OBJ_EDITのテキスト編集可否 |
OBJPROP_TYPE | ENUM_OBJECT (read only) | オブジェクトタイプ |
OBJPROP_TIME | datetime | 時間座標 |
OBJPROP_SELECTABLE | bool | オブジェクト可用性 |
OBJPROP_CREATETIME | datetime | オブジェクト作成時間 |
OBJPROP_LEVELS | int | レベルの番号 |
OBJPROP_LEVELCOLOR | color | 角度 |
OBJPROP_LEVELSTYLE | ENUM_LINE_STYLE | ラインレベルのスタイル |
OBJPROP_LEVELWIDTH | int | ラインレベルの幅 |
OBJPROP_ALIGN | ENUM_ALIGN_MODE | OBJ_EDITのテキストアライメント |
OBJPROP_FONTSIZE | int | フォントサイズ |
OBJPROP_RAY_RIGHT | bool | 線の延長(右) |
OBJPROP_ELLIPSE | bool | フィボナッチアークの楕円を完全表示 |
OBJPROP_ARROWCODE | char | アローコード |
OBJPROP_TIMEFRAMES | オブジェクトの可視性参照 | 時間軸での可視性 |
OBJPROP_ANCHOR | ENUM_ARROW_ANCHOR ENUM_ANCHOR_POINT | アンカーポイントの位置 (ENUM_ARROW_ANCHORは、OBJ_ARROW用。 ENUM_ANCHOR_POINTは、OBJ_LABEL, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_TEXT用) |
OBJPROP_XDISTANCE | int | バインディングコーナーからのX軸方向の距離(pixel単位) |
OBJPROP_YDISTANCE | int | バインディングコーナーからのY軸方向の距離(pixel単位) |
OBJPROP_DRAWLINES | bool | エリオット波動用の線表示 |
OBJPROP_STATE | bool | ボタンの押下状態 |
OBJPROP_XSIZE | int | オブジェクトの幅(x軸方向:ピクセル単位) OBJ_LABEL(read only), OBJ_BUTTON, OBJ_BITMAP, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_EDIT, OBJ_RECTANGLE_LABEL用。 |
OBJPROP_YSIZE | int | オブジェクトの高さ(y軸方向:ピクセル単位) OBJ_LABEL(read only), OBJ_BUTTON, OBJ_BITMAP, OBJ_BITMAP_LABEL, OBJ_EDIT, OBJ_RECTANGLE_LABEL用。 |
OBJPROP_XOFFSET | int | 「ビットマップラベル」(OBJ_BITMAP_LABEL)と「ビットマップ」(OBJ_BITMAP)オブジェクトのX軸座標。 値はビットマップの左上隅を基準にpixel単位で設定する。 |
OBJPROP_YOFFSET | int | 「ビットマップラベル」(OBJ_BITMAP_LABEL)と「ビットマップ」(OBJ_BITMAP)オブジェクトのY軸座標。 値はビットマップの左上隅を基準にpixel単位で設定する。 |
OBJPROP_BGCOLOR | color | 背景色 (OBJ_EDIT, OBJ_BUTTON, OBJ_RECTANGLE_LABEL用) |
OBJPROP_CORNER | ENUM_BASE_CORNER | オブジェクトをチャートコーナーにリンクさせる |
OBJPROP_BORDER_TYPE | ENUM_BORDER_TYPE | グラフィカルオブジェクトの枠線タイプ。 "長方形ラベル"用 |
OBJPROP_BORDER_COLOR | color | 枠線の色 (OBJ_EDIT , OBJ_BUTTON用) |
OBJ_BITMAP_LABELとOBJ_BITMAPのオブジェクトの場合、ビットマップ画像は特殊なモードで表示されます。
このモードでは、元の画像の一部(長方形の表示領域)のみが表示されます。
この領域のサイズは、OBJPROP_XSIZE と OBJPROP_YSIZEプロパティで設定出来ます。
可視領域はOBJPROP_XOFFSET と OBJPROP_YOFFSETプロパティを使用して、領域内で元の画像を移動する事が出来ます。
固定サイズのオブジェクトの場合(OBJ_BUTTON, OBJ_RECTANGLE_LABEL, OBJ_EDIT),
OBJPROP_XDISTANCEとOBJPROP_YDISTANCEプロパティで位置を設定します。
チャートコーナー(OBJPROP_CORNER)を基準にした位置からのx,y座標をpixel単位で設定します。
ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE列挙の値は、ObjectSetDouble()関数とObjectGetDouble()関数で使用します。
ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE
ID | 型 | 詳細 |
---|---|---|
OBJPROP_PRICE | datetime | 価格座標 |
OBJPROP_LEVELVALUE | double | レベル値 |
OBJPROP_SCALE | datetime | スケール(ギャン・フィボナッチアークのプロパティ) |
OBJPROP_ANGLE | double | 角度 (プログラムで作成したオブジェクトで角度が指定されていない場合はEMPTY_VALUE) |
OBJPROP_DEVIATION | datetime | 標準偏差チャネル用の偏差 |
ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRING列挙の値は、ObjectSetString()関数とObjectGetString()関数で使用します。
ENUM_OBJECT_PROPERTY_STRING
ID | 型 | 詳細 |
---|---|---|
OBJPROP_NAME | string | オブジェクト名 |
OBJPROP_TEXT | string | オブジェクトの説明 |
OBJPROP_TOOLTIP | string | ツールチップのテキスト。 プロパティが設定されていない場合は、 ターミナルによって自動生成されたツールチップが表示される。 ツールチップは改行コード("\n")の値を設定する事で無効に出来ます。 |
OBJPROP_FONT | string | フォント |
OBJPROP_BMPFILE | string | ビットマップレベル用のbmpファイル名 リソース参照。 |
OBJ_RECTANGLE_LABELオブジェクトは3種類のモードが設定でき、ENUM_BORDER_TYPEの値を使用します。
ENUM_BORDER_TYPE
ID | 詳細 |
---|---|
BORDER_FLAT | 平らなフォーム |
BORDER_RAISED | 目立つフォーム |
BORDER_SUNKEN | 凹状フォーム |
OBJ_EDITオブジェクトと ChartScreenShot()関数の場合、
ENUM_ALIGN_MODE列挙の値を使用して、水平方向のアライメントタイプを指定する事が出来ます。
ENUM_ALIGN_MODE
ID | 詳細 |
---|---|
ALIGN_LEFT | 左整列 |
ALIGN_CENTER | 中央整列(OBJ_EDITのみ) |
ALIGN_RIGHT | 右整列 |